全国道路標識・標示業協会 // 関東支部は、すべての人に安全な交通環境作りを目指しています。
皆様には平素より全標協関東支部の活動にご理解並びにご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
昨年度は建設業において厳しい環境の中、会員の皆様のご協力のもと、協会および各委員会は行政機関との連携強化、技術講習会の実施など、新たな課題への対応に取組んでまいりました。
資材の価格高騰、労務費等の上昇、人手不足、時間外労働の上限規制制度に伴う運送業界からの納期問題、そして週休二日制の確保工事実施に伴う工事の工期設定への対応を迫られるなど、多くの課題に直面いたしました。
協会としましては、予算の継続的な確保、材料高騰、労務費等の上昇による適正な積算、働き方改革および担い手確保など、課題の解決に向けて行政との意見交換会等を開催し、会員の皆様の声を届ける機会を増やす取り組みを行ってまいります。
また、関東支部では国土交通省関東地方整備局との災害協定を令和7年3月25日付で締結したことをご報告いたします。
今後、皆様方には関東支部内の災害に対してご協力をいただかなければなりません。どのような体制で行っていくかは皆様方と議論を重ねながら進めてまいりたいと考えております。
このような状況の中、全標協は交通安全施設に係る知識と技術を活用し、人づくり・仕事づくり・組織づくりを行い、協会発展のために活動してまいりますので、皆様には更なるご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
全国道路標識・標示業協会
関東支部長 大 川 泰 徳